JF全漁連は12月5日、「第22回シーフード料理コンクール」の最終審査並びに表彰式を実施しました。今年度の最終審査は、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、服部栄養専門学校(東京都渋谷区)において主催者側による料理再現と審査委員による試食審査を行いました。
その結果、お魚料理チャレンジ部門で「スパイスまみれのオリーブハマチ」(片山智子さん・香川県/主婦)、プロを目指す学生部門で「にしんの燻製棒ずし」(小松拓海さん・北海道三笠高等学校 食物調理科3年)が、農林水産大臣賞に決まりましたのでご報告いたします。そのほかの各賞については、別添の受賞作品一覧をご覧ください。 表彰式には、服部幸應審査委員長(学校法人服部学園 理事長・服部栄養専門学校 校長)をはじめ、特別審査委員のさかなクンも出席し、各賞が発表されました。
受賞作品の詳細は、第22回シーフード料理コンクール結果発表ページにて公開しております。
【大臣賞受賞者のコメント】
■お魚料理チャレンジ部門「スパイスまみれのオリーブハマチ」 片山智子さん
びっくりしています。コロナ禍で長い間会えていない魚大好きな息子が、年末に帰省できたら、思い切りガツンと瀬戸内の魚を食べさせてあげたいと思い作りました。今度帰ってきたらぜひ食べさせてあげたいと思ってます。
■プロを目指す学生部門「にしんの燻製棒ずし」 小松拓海さん
とても素晴らしい賞をいただけてうれしいです。私は寿司職人を志しているので、自分のお店を持ったらこれをスペシャリテにして出したいと思います。 まずは、夢を応援してくれている両親に報告したいです。
【服部幸應審査委員長のコメント】
2,588件の多数の応募の中から16作品が選ばれました。皆さんとても良かったです。おめでとうございます。
料理は基本が大切です。塩や酒を使った下ごしらえをすることでさらに美味しい料理になります。ぜひこれからも、魚料理の基本をしっかり勉強してみてください。 また、今回は簡単・手軽で誰でも作れるレシピもありました。こういったレシピもどんどん評価していきたいと思っています。
さかなクンがシンボルイラストを発表
また、表彰式内で、特別審査委員のさかなクンがシーフード料理コンクールのシンボルイラストを発表しましたのであわせてご報告いたします。
なお、本年度の応募総数は、2,588作品(お魚料理チャレンジ部門1,112作品、プロを目指す学生部門1,476作品)でした。募集期間は6月28日~9月24日。