JF全漁連は1月8日、「第23回シーフード料理コンクール」の最終審査並びに表彰式を実施しました。本年度の最終審査は、新型コロナウイルス感染症対策をしっかり行った上で、服部栄養専門学校(東京都渋谷区)において実技審査ならびに試食審査を行いました。
その結果、農林水産大臣賞は、魚活チャレンジ部門が「真ダイのクリーム煮 パンDEピカタ」(西村侑真さん・愛媛県立川之石高等学校 総合学科2年)、プロを目指す学生部門が「カレイとれんこんのチリソース」(山﨑大輝さん・服部栄養専門学校 ハイテクニカル経営学科1年)に決まりましたのでご報告いたします。そのほかの各賞については、別添の受賞作品一覧をご覧ください。
表彰式には、服部幸應審査委員長(学校法人服部学園 理事長・服部栄養専門学校 校長)をはじめ、審査委員のさかなクンも出席し、各賞が発表されました。
なお、本年度の応募総数は、2,542作品(魚活チャレンジ部門636作品、プロを目指す学生部門1,906 作品)でした。募集期間は7月1日~9月22日。
農林水産大臣賞受賞者のコメント
魚活チャレンジ部門「真ダイのクリーム煮 パンDEピカタ」 西村侑真さん
農林水産大臣賞を受賞できて、すごくうれしいです。実技審査の時は、緊張していたので、調理する順番がゴチャゴチャになってしまいましたが、何とか作り上げることができました。料理のポイントは、アクセントとしてソースなどにワサビをいれたことです。
将来はブライダルスタッフになりたいと思っています。
プロを目指す学生部門「カレイとれんこんのチリソース」 山﨑大輝さん
調理の際は、周りの雰囲気に吞まれてしまい、上手くできなかった部分もありましたが、とても素晴らしい賞をいただけてうれしいです。今回の料理のポイントは、ごはんにあうことを考えて味付けを甘辛くしたことです。
今後はフレンチのシェフを目指して、頑張っていきます。
服部幸應審査委員長のコメント(要旨)
今回はテーマの幅が広かったので、作品を作るのに苦労されたと思う。そのため、今回の審査では「パンやご飯といっしょに食べた時に美味しくいただけたもの」がポイントになった。農林水産大臣賞の受賞作品はパンとの相性が非常に良かった。料理では、相性や組み合わせがとても重要になるので、これから料理を作るときに気をつけていただきたい。
また、アドバイスとして他人の料理をまねることも重要。美味しいと思うさまざまな料理をまねて作り、十分に経験を重ねた上で、自分だけの味を作り出していただきたい。
受賞作品の詳細は、第23回シーフード料理コンクール結果発表ページで公開します。
結果発表ページはこちら