JF全漁連はこのほど、「全国海の子絵画展」の特別賞入賞者28人を発表しましたので、ご案内いたします。
この「全国海の子絵画展」は、小・中学生の皆さんが絵を描くことを通して、海に対する興味や、漁業に対する理解、夢をもって成長して欲しいという願いを込めて、JF全漁連が1978年から開催しているものです。文部科学省、農林水産省、水産庁、日本放送協会、教育美術振興会、農林中央金庫などの協力を得て、例年3月頃、表彰式を開催しています。
今回の絵画展は、昨年度と同様、新型コロナウイルス感染症防止対策を万全に施した上で、審査委員会を開催し、表彰式は動画配信形式で行いました(関係者のみ閲覧可能)。動画表彰式では、特別賞受賞作品を1点ずつ紹介し、受賞者と審査委員のそれぞれのコメントを掲載しました。
今回の応募総数は5,715点(うち小学校の部4,939点、中学校の部776点)、参加校は501校(小学校384校、中学校117校)。このうち各道府県で選ばれた101点(小学校61点、中学校40点)が全国展に出展されました。その中から28点(小学校18点、中学校10点)が特別賞を受賞しました(受賞者は下記PDF参照)。
【審査委員からのメッセージ】
文部科学省初等中等教育局教育課程課の平田朝一教科調査官
「『これを描きたい』という強い思いは、海や魚の色、漁業に関わる人々の表情など、作品に描かれたものに表れてきます。今後も海がもたらす豊かな恵みや漁業への理解を大切にして、思いのこもった作品をお待ちしています」
文部科学省初等中等教育局教育課程課の小林恭代教科調査官
「1枚1枚の絵から、皆さんが感じたことや考えたこと、想像したことが伝わってきました。変化の大きい今の時代には、その変化を前向きにとらえ、自分で考え、表現していくことが大切になります。絵に表すことを通して、皆さんはさまざまな力を身に付けているのです」