JF全漁連、大日本水産会、全国水産加工業協同組合連合会(全水加工連)は7月28日、森 健水産庁長官に対して、香港及び中国における日本産水産物の輸入規制強化への対応に係る要請行動を実施しました。
この要請行動で、坂本雅信会長はALPS処理水の海洋放出について「反対であることはいささかも変わらない」とした上で、「現在起きている風評被害の実害に対して、国が全責任をもって対応していただきたい」と要望。枝元真徹大日本水産会会長は「香港、中国は、日本からの輸入量が多いため、輸入規制による被害は甚大だ」と述べ、香港及び中国における日本産水産物の輸入規制強化への対応を強く求めました。
これに対し、森水産庁長官は「要望内容をしっかり受け止め、この輸入規制についてしっかり対応していきたい」と回答しました。
【要請者】
JF全漁連 : 坂本雅信 会長、内田珠一 専務、三浦秀樹 常務
大日本水産会 : 枝元真徹 会長、内海和彦 専務、平井克則 理事
全水加工連 : 竹葉有記専務 ほか