JF全漁連の坂本雅信会長は10月7日（月）、武藤容治経済産業大臣を表敬訪問し、大臣就任のお祝いを述べるとともに、漁業の現況やALPS処理水の海洋放出に伴う影響などについて意見交換しました。
面談では、坂本会長から武藤大臣に対し、ご就任のお祝いを申し上げた上で、①ALPS処理水の海洋放出に関し、漁業者に寄り添い必要な対策を講じるとともに、たとえ今後数十年の長期に亘ろうとも全責任を持って政府として対応するとの昨年８月の総理約束を今後もしっかり履行し取り組んで頂くとともに、②EEZへの洋上風力発電の拡大等に関し、漁業との共生をしっかり行うよう求めたところです。
これを受けて武藤大臣からは、「ALPS処理水の海洋放出は経済産業省の最重要事項であり、石破総理からも強く指示を受けている。今後たとえ数十年の長期にわたろうとも、政府として全責任を持って取り組んでいくことに変わりはない。中国による輸入規制に対しては即時撤廃の立場で臨んでいくとともに、引き続き政府一丸となって水産業の生業継続支援に万全を期し、洋上風力についてもしっかり対応していく」と発言がありました。
【訪問者】JF全漁連：坂本雅信会長、内田珠一専務、三浦秀樹常務 ほか
