JF全漁連の坂本雅信会長は11月15日(金)、江藤拓農林水産大臣を表敬訪問し、就任のお祝いを述べるとともに、漁業の現況などについて意見交換しました。
坂本会長は江藤大臣に対し、ご就任のお祝いを申し上げた上で、「江藤大臣が就任挨拶の中で、ALPS処理水問題や海洋環境の激変を受けて水産業がどのような対応をしていくべきかについて言及されていたので、大変心強い」と発言しました。
これを受け、江藤大臣からは「皆さまといっしょに水産業をしっかり盛り立てていきたいと考えている。地元の宮崎でも海洋環境の激変により、獲れる魚種が変わってきている。それにより、漁法、漁具、船の形状も変わってくるので、それらに対応するには水産庁全体の予算を増やしていかないといけない」との発言がありました。
これに対し、坂本会長は「海洋環境の変化は我々の力だけではどうにも対応できないわけだが、これまでに漁業はそのようなものにもしっかり対応して、魚を獲り、育ててきた。日本の漁業は潜在的にポテンシャルがあると思っており、世界に誇れる産業なので、再構築して伸ばしていきたい」と語りました。